2016年11月14日未明(日本時間13日夜)。
ニュージーランドでM7.8とM6.2の地震が続いて発生しました。
震源地から約60kmのカイコウラでは、津波警報も発令され、数千人が避難したとか。
道路には30メートルにもわたる亀裂が入っていて、海沿いの道路では地滑りも起き橋が壊れるなどしており、住民が屋外で寝たり、水が使えなくなった地区もあるそうです。
プロフィールでも全面的に推している通り、高校生活+@をニュージーランドで過ごした私にとっては、赤道を挟んで向こう側の国であっても、大変気になりインターネットで情報を探り続けています。
友人が住んでいれば、お世話になったホストファミリーもいます。
無視はできません。
震源地はクライストチャーチの北東約91km。
震源の深さは23キロ。
多くの地域で停電が発生しており、負傷者や建物の倒壊などの被害が報告されているほか、電話も不通となっています。
通行できない道路があり、政府の緊急対応チームがヘリコプターを投入して対応に当たっているそうです。
クライストチャーチから北に80キロほど離れたカルバーデンでは、スーパーマーケットのビンが床に落ちて割れたり、棚の上にあったと見られる多くの日用品が床に落ちて散乱したりしています。
また、カルバーデン周辺の道路では、数メートルにわたる亀裂が入り、段差ができているほか、道路脇の崖が崩れ、大きな岩がいくつも落ちている場所も確認できます。
「ニュージーランド」
「地震」
で思いつくことと言えば、2011年2月に起きたカンタベリー地震。
クライストチャーチのシンボルであった「クライストチャーチ」が崩れ、留学中だった日本人犠牲者がでるなど、日本でも連日報道された地震です。
ガイドブックを開いてもわかる通り、ニュージーランドでも温泉が湧いています。
地下には太平洋プレートが縦断している、日本と同じ地震大国なんです。
クライストチャーチの北、おおよそプレートの付近に走る鉄道のレールが大きく歪んだ写真は世界を驚かせましたね。
そして・・・
ウソか真か、ニュージーランドで地震が起きた後、日本でも地震が起こるという話。
地震学的な話は私にはわかりませんので、詳しいことは置いておくとして、結果だけをみれば、関係がないとは言えないような気がします。
2009年7月15日……ニュージーランドでM7.8の地震が発生
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2009年8月11日……M6.5の駿河湾地震が発生
2010年9月4日……クライストチャーチでM7.0の地震が発生
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2010年9月29日……福島県でM5.8の地震が発生
2011年2月22日……クライストチャーチでM6.3の地震が発生
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2011年3月11日……東日本大震災M9.0が発生
2011年6月13日……ニュージーランドでM6.0の地震が発生
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2011年6月23日……岩手県沖でM6.7の地震が発生
2011年7月7日……ニュージーランド沖でM7.8の地震が発生
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2011年7月10日……三陸沖でM7.3の地震が発生
2011年11月18日……ニュージーランド北島沖でM6.0の地震が発生
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2011年11月24日……浦河沖でM6.1の地震が発生
2011年12月23日……クライストチャーチでのM5.8の地震が発生
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2012年1月1日……鳥島近海でM7.0の地震が発生
2013年6月15日……ニュージーランドでM6.0の地震が発生
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2013年8月4日……宮城県沖でM6.0の地震が発生
2014年1月20日……ニュージーランドでM6.1の地震が発生
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2014年3月3日……沖縄本島北西沖でM6.4の地震が発生
2015年9月8日……ニュージーランドでM5.6の地震が発生
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2015年11月14日……薩摩半島沖でM7.0の地震が発生
2016年2月15日……クライストチャーチでM5.7の地震が発生
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2016年4月14日……熊本地震M6.5、2日後にM7.3の地震が発生
2016年9月2日……ニュージーランド北島沖でM7.1の地震が発生
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2016年10月21日……鳥取県中部でM6.6の地震が発生
(http://earthquake.usgs.gov/との比較)
まったくもって根拠のない話ですが、否定もできない結果が続いているというのは事実。
これからしばらくは日本でも気を抜かない方がいいのかもしれません。
ニュージーランドの場合、私の経験上でもあるのですが、「耐震」や「備え」という点において日本ほどではありません。
なので、地震の大きさと被害の大きさを日本的な感覚で解釈すると、少しイメージが違うのは確かです。
ニュージーランドでは、地震の備えとして家具を固定する家庭はないのではないでしょうか。
もちろん羊の数の方が人口より多いという環境でもあるので、人間の生活には関係のない地震が起きているというのもあります。
日本ではこの位の被害、NZではこの位の被害と、一緒に考えない方がいいですね。
何はともあれ、
備えあれば憂いなし
皆さんも他人事だとは思わないで、これからも地震に対して気を引き締めていきましょう。
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