世界一のシェアを誇るlonely planet ロンリープラネット。
「何でこんなところに外国人?」
という疑問のカギはこのロンリープラネットにあるのです。
今日取り上げるのは、東京でも有名レストランの上にある、こんな博物館。
『凧の博物館 - Kite Museum』
そう。
レストランは『たいめいけん』です。
たいめいけんの入り口の向かいにエレベーターがあるので、おいしそうなにおいに負けず、乗ってください。
凧
海外にも“カイト”として凧は存在しますが、日本のものとはずいぶん違います。
やはり一番の違いは、「画」にあります。
海外ですと「空高く上がるから見えないじゃん!」という解釈ですので、カイトに画が書かれる事はほとんどありません。
デザインの一環として書かれる事はありますが。
こんなやつや、三角形のスポーツカイトが主流です。
一本の糸のものや、二本の糸で操作性を重視するものがあります。
いわゆる、競技です。
しかし、日本の凧は、鎌倉時代の敵陣視察が原点。
そこから庶民の遊び道具として広がったのが江戸時代の事なのです。
「♪お正月には、凧あげて~~♪」
と、お正月に遊ぶイメージが強いですね。
そんな凧に、歌舞伎画やとんちを利かせた美術的なものが増えたのが遊び道具として広まった独自の風習から。
日本の景色の一部として凧というものが出来たんですね。
(ちなみに、凧の起源はギリシャだそうです)
そんな芸術的な凧を見るという事そのものが、外国の方には受けているのかもしれませんね。
東京駅から近い事もあって、行きやすい事ももちろんです!
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