世界シェアNO.1ガイドブックlonely planet ロンリープラネット
前回から、都市イメージの強い東京都が覆される様な緑を誇る奥多摩地区を紹介。
その中から御岳山を取り上げました。
日本人ですと、ビアガーデンの人気もあって、高尾山は行ったことがあるかもしれませんが、御岳山まで足を伸ばす方は、そこまで多くないのではないでしょうか?
しかし、ロンリープラネットでは、御岳山の先、大岳山まで掲載しているのです。
日本で売られている、日本人向けガイドブックには掲載されていません。
日本人の見る東京と、外国人の見る東京の差が出ましたね。
“If you've got time, the five-hour round trip hike from Musashi Mitake-jinja to the summit of Otake-san (大岳山;1266m) is higly recommended.”
highly recommended つまり「非常にお勧めです」
と言っているのです。
1266mの山を、旅行のプランに入れて、行く方はどれくらいいるでしょうか?
山好きな方を除けば、まずはいませんよね。
実際に私が行った時も、外国人の方とすれ違いました。
lonely planetに掲載されているだけではなく、実際に登っている人がいるのです。
その道は、御岳山を抜けるので、この東京都とは思えない緑の中を突っ切る事になります。
ちょっとした滝もあります。
「自然を楽しむなら!ぜひ○○へ!!」
と、売り出している地域にとっては、頭を抱えたくなる風景なのは、コンサルタントの私も同感です。
正直言って、比べられるとたまりません。
こうしてみると、やはりこの「ギャップ」というのは脅威です。
考えてみると、日本一高い山、富士山でさえ、外国人の方から見ればちょっとした山。
地域によっては3000mで生活している人もいるわけです。
旅行ついでに1266mの山登るか!
なんて会話も成立してしまうのでしょうか・・・??
「東京の都市部とは違うイメージを上手く突く」
そんな印象を受けました。
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