特集中の「日本最後の日本一」
今日は旅行では非常に大切な存在の一つが舞台です。
『日本最後の蒸気機関車、旅客列車 - 室蘭発岩見行き225列車』
最後の蒸気機関車牽引の定期旅客列車です。
1975年12月14日、日本国有鉄道(国鉄)の運行で、
室蘭本線225列車室蘭駅 - 岩見沢駅
が、最後の一本となりました。
現在もイベントや特別運行としてSLが走ることもありますが、定期ではありませんね。
当時沿線には約2万5千人もの人が駆け付けたと言われています。
このころから根強い鉄道ファンがいて、非常に多くの人が最終列車を見送りました。
この沿線は特にトンネルが多く、SLですのでトンネルに入ると、利用者は非常につらい思いをしたと記録が残っています。
私の両親も、SL時代を知っていますので、聞いてみるとトンネルでは煙が充満するので、まずは目が痛くなるといいます。
長いとせき込む人も出て、中には気持ち悪くなってしまう人もいたのだとか。
あれ?
最終はあの有名なD51じゃないの?
というわけですが、実はD51は広い北海道を高速で走るには、少々じゃじゃ馬だったらしく、馬力のあるD51ではなく、こちらのC57が通常だったそうです。
ちなみにこの225列車。
現在は埼玉にある鉄道博物館で保存されています。
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