1泊2日なんて考えられない!外国人が受け入れられない日本の旅行

今年は平日を挟んだゴールデンウィークとなりましたが、国内で2泊3日以上の観光旅行に出かける人は、いったいどのくらいいるのでしょうか? 

日本では普通にやる「1泊2日」。 

そんなことは欧米では聞いたことがないと。


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いわゆる、レジャー・レクリエーション目的での旅行では、確かに「1泊2日」は日本独自の概念です。 


こちらの記事では、ウィークエンド旅行を紹介していますが、必ずしもそうとも言えません。 

ウィークエンド旅行の基本パターンは「2泊3日」です。 金曜日の夕方に出発して、土曜日を中日にします。 


私が思う、根本的な理由としては、まずは交通機関と地理です。 

日本の新幹線は、そのくらいスゴイ発明なんですよ! 


つまり、新幹線を利用すると、「移動日」と言う概念を取り除く事が出来ます。 東京は朝8時に出発しても、お昼前には大抵の場所には到着できますからね。 


しかし国土も広く、高速交通機関が発展していない他国では、そうはいきません。 

移動で一日取られてしまう事が普通です。 また、バケーションに関しての意識もずいぶん違いがあります。 


アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国では、大型連休と言うと大抵が1ヵ月以上です。 夏休みにでもなれば2か月以上あるケースもあります。 そのため、日本にあるような小旅行という旅行モデルすら、成り立たないんです。 


以前にも、ロンドン五輪を例にあげましたが、「自分たちがいない間に、他人に家を貸し出す」という概念が普通にあります。 

あるいは、映画なんかでも見たことあると思いますが、「ハウスシッター」と言うお仕事もあります。 家を長期間あけるなんてことも、よくある習慣なんです。


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私も観光コンサルタントというお仕事をしていて、小旅行のモデルを消すという考え方はおススメしてます。 今は、LCC等で、交通機関は超が付くほど安価です。 

なので1泊2日のプランを用意しても、普通に予約したのと大した変りがないんです。

それならば、少しばかり他の部分で労力を使う方がよっぽど経済的で、効果的です。

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