2018年4月11日午後。
全国的に非常に風が強い日。
家の中に少し焦げ臭いにおいを感じる。
年始に祖母が他界したこともあって、父が線香でもつけたのかと思っていました。
ただ、もちろんその匂いは全く違って、「やっぱり違う!」と判断。
あわててレースのカーテンを開けてみると、辺りが真っ白に!
道を挟んでお隣さん(お向かいさん)の家が火事になってしまいました。
この頃にはもうすでに、消防車のサイレンが聞こえてきました。
これまでにも火事の現場は、遠くでは見たことがありましたが、こう間近で見るのは初めて。
ましてや自宅の窓から見えるとあれば、これは怖いものです。
火災と強風というと、平成28年12月に発生した新潟県の糸魚川市大規模火災。
中華料理屋のこんろの消し忘れによって発生した火災が、地域特有の強風によって延焼。
鎮火まで30時間、147棟に火災の影響が広がった大火災。
2年前ということもあって、やはり記憶としてよみがえってくるわけです。
結果的には全開放水にまでなったものの、2時間程度で煙もほぼ落ち着き、ご近所さん達と「よかったねぇ」と安堵することになりました。
火元の家は、壁は残ってはいるものの、屋根は落ち、家の形があるだけといった状態です。
ご主人は外出中で、煙に動揺して家に戻ろうとしたとか聞きましたが、無事でした。
今回の火災を目の当たりにして、一つ。
なんとも、どうしていいか分からなくなるものです。
強風もあって延焼の可能性を否定できない状況で、自分達を守るためにはどうしたらいいのか?
体が動かなくなる、見守る事しかできなかった自分を、ちゃんと受け止める。
まだまだ乾燥の時期が続きます。
火の取り扱いには気を付けないとですね。
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