神戸と姫路の旅。
一つお仕事の方も終わって、神戸をフラフラできる日。
以前神戸をおとづれた時には行かなかった、山側の探訪へ行きました。
花粉症だって!言っているのに、僕は何をしているのでしょうか。。。と、この日が終わった時に気がついたのですが。
と、言うのも、今回宿泊していたANAクラウンプラザは新神戸駅を直結。
新神戸駅から六甲山へ入るのは最も簡単なんです。
もちろん今回は装備的に、ガッツリ登山というわけには行きませんでしたが、軽く汗を流す程度にはちょうどいい目的地でした。
布引の滝と布引貯水池です。
自然の滝というと、ちょっとは山の中を歩くのでしょと思われがちですが、布引の滝は新幹線の駅である新神戸駅から400m!
新神戸駅1階からスタートができます。大きな表示があるので、間違いは起きません!
・・・若干、、、言い方の齟齬もあって、嘘ではないのですが、400m以上はあります。
また、距離以上に階段が続きます。
レトロな道もあって楽しいは楽しいのですが、一部未舗装の道もありますし、段差の違う階段もあります。
運動ができる格好がベストですね。
ガシガシ階段を登っていくと布引の滝とご対面です。
実は「布引の滝」と言っても、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称なんですね。
最も上流にある雄滝は高さ43mで、駅近の滝なのに見応え十分!
それもそのはず。
日本の滝百選に選ばれています。
また、和歌山県の那智滝、栃木県の華厳滝と並び「日本の三大神滝」の一つになっているのです。
もっと賑わっててもいいと思うのですが、、、ひっそりとこんなところに名瀑が!?
那智滝も華厳滝も、電車とバスを乗り継いで行ったのですが、新幹線駅から徒歩とは。。。
山ですので、またに木々が開けているところからは、神戸の市街地を眺めることができます。
もうちょっと開けているといいのですが、それはもっと上に行った時のお楽しみですね。
そしてまたまたこんなところに!?があるのです。
国の重要文化財「谷川橋」
大正初期に作られたとされる鉄筋コンクリート製で、当時としては新しい技術の、2本のアーチ型の橋桁が特徴です。
金網などで補修がされていますが、当初の形そのまま残されています。
さらに山道っぽい道を歩いていくと、とてつもない壁が見えてきます!
進撃の巨人に出てくる壁かの如く。
こんなに巨大な建造物が山の中に。
布引ダムです。
明治33年竣工の、水道専用としては日本では初の重力式粗石コンクリート積ダム。
ここに夜来るのはちょっと怖いのですが、ライトアップもされているそうです。
2006年に近代化遺産として、国指定の重要文化財に登録。
(周辺にある布引水源地の9施設が登録されています)
ダム湖である布引貯水池はダム湖100選に選ばれています。
今回は麓から歩いて行きましたが、新神戸駅から布引ハーブ園に向かうロープウェイで行くことも可能です。
いずれにしても、山の中を歩くので、運動できる靴がおすすめです。
自然の中を歩いてリフレッシュ、と同時に、日本のダムの歴史の一端に触れることのできるルートが、新神戸駅から繋がっています。
今回は花粉の中を突っ切りましたが、都市だけではない神戸、いかがでしょうか?
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