ニュージーランドの旅と言えば、外せないのがスケールの大きな展望を楽しむ事。
旅の要所要所で自然を楽しむアトラクションを組み込んでみました。
ニュージーランドで一番高い山マウント・クックに代わって、ワナカから望むのはマウント・アスパイアリング(Mt. Aspiring)。
マウント・アスパイアリング国立公園への入口としてもワナカは機能を果たしています。
ただこれに挑むには相当な準備と経験が必要です。
今回はいくつかあるトレッキングルートの中でも日帰りが可能な、ロブ・ロイ氷河トラック(Rob Roy Glacier)に挑んできました。
ワナカから車で1時間。
基本的には一本道でしたが、細い道と未舗装の道をひたすら走る事になります。
ニュージーランドでのドライブ事情と、未舗装道路に関しては以前の記事を参考にしてみてください。
ラズベリークリーク(Raspberry Creek)という少し開けた駐車場に向かいます。
ちょっとした渓谷を望めたり、滝があったりと、道路の割には多くの人が訪れていました。
しかし本格的な登山靴に履き替えて、登山ザックを背負うのは数人。
私を含めて、登山装備をしている人が、トレッキングコースに入っていくのです。
ラズベリークリークからは、その他にもいくつかのトレッキングルートに入る事が可能で、アスパイリング小屋、フレンチ・リッジ小屋へは片道7時間程度かかります。
スタートは羊に囲まれた牧場を抜けていきます。
羊の糞がゴロゴロ転がっているので、もう糞を踏んでしまうなんて途中からどうでもよくなります(笑)
ただ臭いが若干、スタートから体力を奪う要因となりますが。。。
30分ほど進むと、橋にたどり着きます。
牧場は終わり、ここから深い森の中へと歩みを進めていきます。
森の中とは言えトレッキングコースとしての整備はされており、危険個所の掲示や簡易トイレが設備されていました。
さすがニュージーランド。
後日談ですが、2時間~3時間の歩行おきぐらいトイレが設置してあるそうです。
その代わり、トイレ以外で用を足し、それが発見された場合は国立公園内での違法行為により、逮捕となります。
十分にお気を付けください。
途中で開けた壮大な景色を望むこともできました。
ちょっとした休憩ポイントに、ベンチも用意してありました。
水分補給と食料で体力の回復を。
2時間余りで突然視野が開け、同時にどこかひんやりした空気を感じることができました。
氷河、つまりグレイシアが一望できる展望地は、氷河の冷気も伴うのか非常に冷えました。
ダウンジャケットもしっかりと用意しておいてよかったです。
展望地からは氷河が一望でき、高さのある滝が。
エンジェルフォールとはもしかしたら言い過ぎですが、見ごたえのある滝でした。
帰りも、疲れた体に羊の糞は少々堪え・・・
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