散策が楽しい江戸時代の面影を残す岩瀬

全国スポーツ推進委員研究協議会がありまして、「これから富山です」から急に九州に飛んでしまいました。


少々時間のギャップが出来てしまいましたが、富山に戻ります。


金沢から富山は、地方鉄道を使うと一時間ほどかかりますが、北陸新幹線を使ってしまうと20分程度。


自由席ならそんなに高いものではありませんし、時間も限られていましたので、一気に新幹線で富山へ!!



早速の一食目は白エビ天そば。


富山は食の宝庫で知られていますが、全国的に出回っているものは限られています。


その最たるものが白エビではないでしょうか?


量が取れない、何よりも今の技術でも美味しいままを郵送する難しさ。


それはまさしく「富山湾の宝石」。


富山に行かないと美味しくいただくことができないと言っても過言ではないはずです。


小さいエビの様ですが、意外と大きく、食べ応えもあります。


天ぷらでもエビの身がしっかりしていて、カラはパリパリ、甘みもバッチリ。


シーズンに行くと、非常においしい白エビがいただけるんでしょうね~~


富山駅からすぐの富山ライトレール富山駅北から、ライトレール、いわゆる路面電車一部専用線路走行に乗って、岩瀬駅まで約20分。



富山駅から出ているレトロ電車とは違うので、間違えないように注意が必要です。


いかんせん私も、迷いましたから。


富山駅の逆の出口に別の電車が走っているなんて、思いもしませんでしたので。


しばらく路面電車の様に、道路を走り街並みを眺める事もできます。


その途中から、フェンスで線路が区切られた区間へと入り、路面電車とは思えない速度へと豹変。


結構スピードが出るんですよ、これが。


20分の旅行で、町の雰囲気はずいぶんと変わります。


富山湾に近づいてきて、海の香りがしてきました。



江戸時代に北前船の交易地と栄えたこの岩瀬。


伝統的な建物を活かしたお店や、景観を守り、レトロな街並みを散策できるエリアとして、ジワジワと盛り上がりを見せているそうです。


富山湾と一望できる展望台からは、富山湾と立山連峰を望む事もできます。


そして国指定の重要文化財「北前船廻船問屋 森家」。



莫大な富を得た豪商の家屋ですが、実は東本願寺を作った棟梁が手がけたとされ、建築物として非常に面白いものがあります。


もう一つの見所は、お酒。


私はお酒を飲まないので、興味を惹かれる事は・・・なかったのですが、全国にその名をとどろかせ、多くのファンがいる銘酒「満寿泉」の酒蔵があるのがこの岩瀬なんです。


私が訪れた際も、お酒を試飲している外国人の方がいらっしゃいました。


こんな所にも、外国人が来てるんですね。


日本酒おそるべし・・・


徐々に風が強くなってきたこともあり、数少ない電車の時間に合わせて富山に戻る事としました。

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