歴史ある高岡と日本のベニスに富山グルメ!

北陸新幹線が停車する新高岡と高岡駅周辺を巡ってみました。


富山の名所に行こうとすると、実は高岡を拠点にすると足を延ばしやすくなります。


バス一本で世界遺産の五箇山や白川郷、寒ブリやうどんで有名な氷見。


彫刻で全国的にも知られている井波に、私が目的としていた新湊へと、高岡拠点は本当に便利です。


とはいっても、富山駅から地方鉄道で20分ほどなので、大したことはないのですが。


今回の旅で私の目的の一つとしていたのが、先ほども書きました通り、新湊に行くことでした。


昔から「日本のベニス」と言われていた光景に、どこか憧れていたこともありまして、富山に行った際には「ぜひ!!」と思っていました。


もう何がキッカケだったかも、忘れてしまいましたが・・・


そして願望に拍車がかかったのが、アニメ「君の肝臓をたべたい」。


ほんの一部ですが、作中に描かれています。


観光を提供する側となると、この手の旅行者は期待値が上がり切っているので、実は難しい客層です。


そう、私自身が、期待値振り切った曲者になっていたわけです!!(笑)



なにはともあれ、まずは高岡駅周辺を巡ります。


改札を出てすぐに、情報が集まり観光センターがあります。


高岡から始まる旅行の情報は、ここに集まっていますからね。


また、高岡と言えば、藤子・F・不二雄の出身地。


駅前で、早速ドラえもんたちがお出迎えしてくれます。


ギャラリーなどもあるのですが、今回は目的地が先にあるので、おしいですがパスしてしまいました。


高岡駅から徒歩10分。


奈良と鎌倉の大仏に並ぶ、日本三大仏である「高岡大仏」にご挨拶を。


高岡銅器の職人さん達が造営し、日本一美男な大仏様と言われています。



時間的にも逆光となってしまい、どうですか?? イケメンな大仏さまでしょうか?


前田利長が築いた高岡城の跡に広がる公園、高岡城跡公園に立ち寄り、最寄の電停から路面電車で新湊に向かいます。


路面電車の万葉線で40分くらいでしょうか。


運河としてかつては多くの船が行き交っていた内川と、今でも漁船が並ぶ水辺、ユニークな橋が並び、水の都ヴェネツィアの英語名を使い「日本のベニス」と呼ばれています。


お天気にも恵まれ、水辺をユックリお散歩するには気持ちのいい日となりました。


私の場合はユックリ歩いて見るのが主義でもあるので、万葉線の新町口で下車。


川沿いを歩いて新湊大橋が見える海王丸パークまで行くこととしました。


まずは情報収集と、アニメで描かれている一か所目でもある「川の駅新湊」へ。


射水市の特産品やカフェもある川の駅は、散歩のいい拠点です。



ただ、少々残念だったのは、あちこちに古さや汚さが目立ち、レンタサイクルの自転車のサドルにはホコリが。


観光案内のおじさんは、私を完全に無視でしたし、何よりもアニメで描かれている川の駅の裏手は、面影なし。


もう少し手入れをしてくれて、地域としての愛着があってもいいのかなと思いました。


ただ私自身の期待値が高いのもあるので、もしかしたらこれが普通なのかもしれませんが。


配布しているパンフレットにも「日本のベニス」と強調してありますし、ユニークな橋を見所にしているのは間違いないのですが、あまり地域の方はお気に召していないのでしょうか?


電信柱では、トンビとカラスが餌の取り合いで喧嘩中。


トンビってデカいので、やっぱ怖いですよ。


地域としては面白いので、橋やお寺に寄りながら、富山新港エリアへ。


ちょっと遅いお昼ご飯に、「新湊きっときと市場」へ。



急に広い駐車場を埋め尽くす大型バスと乗用車で、大勢の人で盛り上がっていました。


観光コンサルタント目線に急に移行し、「この人たちは内川エリアには興味がないのか?無いなら、そもそも知っているのか、知らないのか?」と思考モードに。


港らしいお刺身と天ぷらの定食を食べながら、周りの人の話に耳を傾けていました。


残念ながら急速に天気が悪化。


写真からでも伝わりますでしょうか?どんどん暗くなるんです。


雷もすぐそこで聞こえているし、見るからに大雨が降りそう。


もっとゆっくりと見て周りたかったのですが、さすがに大雨になられると困ってしまうので、万葉線の海王丸駅から高岡へ帰る事にしました。


その後、案の定とてつもない雨に降られ、おそらく折りたたみの傘では太刀打ちができなかったでしょう。


結果だけを見れば、あのタイミングで帰路について正解でした・・・


その後もしぶとく雨は降り続け、富山へと戻るのでした。

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