金沢、富山と巡った北陸旅はいよいよラスト。
魚津から富山駅に戻っても良かったのですが、焦って帰る必要もなしに、かがやきに乗って一気に帰るのではなく、黒部宇奈月温泉駅からはくたかでゆっくり東京へ帰る事に。
旅というのは、「戻る」はしたくないものですし。
富山地方鉄道に乗って、黒部宇奈月温泉駅へ。
前日宇奈月に向かう際に通りかかっているので、時間感覚はありました。
北陸新幹線開通に合わせて、地方鉄道の新黒部駅も新しくしたのでしょう。
綺麗な駅舎が。
駅前には前日に見たトロッコが。
奥には「名水の里」の文字。
そうなんですよね、最後の最後に出会ったのが、黒部の水です。
私は飲まないのですが、富山にはおいしいお酒がたくさんあります。
それはこのお水のおかげ。
コカ・コーラから発売されているミネラルウォーター「いろはす」の、水源の一つとなっているのがこの富山県です。
(水源は黒部市ではなく、砺波市のお水です)
この北陸旅中に購入したいろはすは、富山のお水でした。
初冠雪のニュースがあった日、遠くの山に雪を確認できました。
そして名水の里ということもあって、黒部の水が垂れ流し状態!!
・・・・と、お昼ごろには到着したのですが、まだまだここは何もありません。
北陸新幹線の為の駅なのでしょう。
何か立ち寄れる場所でもあるといいのですが、見事に立ち寄り場所はありません。
もちろん東京に帰るのが目的ですので、時間をかけてどこかへ行くわけにはいきませんし。
実は予定の段階で、前日に宇奈月に行き、黒部宇奈月温泉駅周辺で最終日一泊?というプランも考えたのですが、ホテルもまともに無いんです。
日本にはたまにある、「駅の為の駅」というやつです。
これから拠点となれるべくの街づくりがされていくのでしょうか?
時間があるので、何をして時間をつぶそうかとグルグルしていると、フィールドミュージアムを発見。
富山県の魅力を、新幹線に乗る前に再確認できる、最後に立ち寄るにはいい施設でした。
場所柄、黒部をテーマにした展示もあり、次は山目的で来るための情報収集を。
今回は夏とも秋とも言えない、時期としては中途半端な時の旅。
ちょっと観光コンサルタント的な事を行ってしまうと、観光地の底力が見える時期です。
自然が多く、自然の資源が季節の変化を見せるときは、観光客がいて当たり前です。
それ以外の時はどうなっているのか?を見るのが、私にとってはいい勉強になります。
もちろん今回は粗探しをするわけではない、一旅行者としての旅でしたので、たくさんの方と話をして、ど定番の観光スポットに寄って。
時々マイナーなところに行き、事をして。
最後の食事は、源さんの牛すき焼き弁当を新幹線の中でいただき、北陸旅を締めるのでした。
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