私の地元である、東京都の府中市では、毎年ゴールデンウィークはお祭りで盛り上がります。
大國魂神社の例大祭「くらやみ祭り」です。
今年は世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、中止となってしまいました。
昨年は「日本で唯一、平成と令和をまたいで神事を行なっていたお祭り」として、特別な時を送っていました。
「神様を見ると、目が潰れる」
という言い伝えから、夜中に御神輿が渡御するのが特徴で、日本一級の大きさを誇る大太鼓と共に、府中市内を巡ります。
この日ばかりは、府中市民も夜中に大太鼓で起こされても、「ありがたい、ありがたい」と思うわけです。
が・・・今年はそんな光景がありません。
東京都の無形文化遺産にも登録されていて、関東三大奇祭の一つに数えられるくらやみ祭りは大変に長い歴史がありますが、中止になるのは珍しいものです。
前回中止になったのは、2011年の東日本大震災の時。
予定通りオリンピックが開催されるとした場合は、府中はロードレースのコースにもなっていました。
いろいろと特別な年になるはずだったのですが・・・残念です・・・
一刻も早いウイルスの終息と、平穏な生活が戻ってくることを願います。
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