世界シェアNO.1ガイドブックであるlonely planet。
外国人観光客の多くの方がこの一冊を片手に日本を巡っています。
「あれ?こんな所になんで外国人が?」
日本人がなかなか行かないような場所にも、外国人観光客が行っています。
それはナゼでしょう?
そのヒントが、この一冊にあるのではないか?
観光コンサルタント自らが訪れて、それを解明しよう!
と、いうわけです。
今回出かけてきたのは「江戸東京博物館」。
東京では小学校、または中学校で社会科見学で訪れることはありますが、特別展の開催などもあるので、どなたも一回は訪れたことがあるはずです。
この時も「徳川の城」展を開催していました。
(少々以前の話です)
そんな江戸東京博物館。
やはり外国人も多く訪れます。
lonely planet にも掲載されていて、結構詳しく説明も。
しかし、両国という立地から、相撲、国技館のイメージが強いですね。
江戸東京博物館は、外国人も多く訪れる場所です。
どんなものが展示されているのか?
どの様な場所なのか?
改めて見てみることにしました。
先ほども書きました、目指す駅は両国です。
強く印象づいている通り、駅も相撲で染められています。
この日は場所が無い日ですので、意外と人は少ないものです。
私自身改めて思い返してみると、相撲の場所が無い日に訪れたのは初めてかもしれません。
駅出入り口には、お相撲さんのモニュメントが。
皆さん触っているんでしょうねぇ~
お尻が黒くなってしまっています。
つい目が行きがちな両国国技館を横目に、後ろに建つ非常に大きな建物に行くことになります。
こちらが今回の目的地、江戸東京博物館です。
分館として小金井市に江戸東京たてもの園というものもあります。
“失われていく江戸、東京の歴史と文化に関わる資料を収集・保存・展示すること”
を、テーマに、「江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館」として1993年に開館しました。
建物も、高床式の倉をイメージしたユニークな作りになっていて、毎年多くの人が訪れています。
そして外国人旅行者は、国技館と併せて訪れる、人気の高い博物館です。
1階・・・企画展示室
3階・・・江戸東京ひろば
5階・6階・・・常設展示
5階6階は吹き抜け構造になっていて、江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれています。
縮尺1/1の日本橋や中村座の模型が展示。
ジオラマも繊細な作りで、江戸時代の城下町の雰囲気が。
江戸時代の町民の風景がわかる模型に、実際に触れる展示も様々。
東京ゾーンでは明治維新から文明開化、関東大震災、東京大空襲などの展示があります。
そしてもちろん、国の重要文化財
・萌葱地(もえぎじ)葵紋付小紋染胴服(附:今村家覚書1巻)今村家伝来
・阿蘭陀風説書 寛政九年
・旧江戸城写真ガラス原板 29枚
・壬申検査関係ステレオ写真ガラス原板 257点
もし、学生時代に訪れたことがある方も、改めてゆっくりと眺めてみると、違う印象、発見があるかもしれません。
あの事にはわからなかった魅力を見つけることができますよ。
実際、私もその一人です!
記憶が定かではないのも事実なのですが、久しぶりに訪れました。
おそらく当時では、印象に残るような見方をしていなかったんでしょう。
今回改めて、今の目線で行ってみると、不思議なもので新鮮さまで感じました。
外国からいらした方にすれば、今の東京に至るまでを知ることができる絶好の場所ですね。
お相撲と併せて寄ってみる、よくわかります!
個人で行かれる場合は、
一般・・・600円
大学生・専門学校生・・・480円
高校生・都外中学生・65歳以上・・・300円
都内中学生・小学生・児童・・・無料
となっています。
0コメント