世界で一番のシェアを誇るガイドブック。
ロンリープラネット lonely planet
多くの外国人観光客が手にし、日本へ旅行に来る現在。
ナゼここに外国人が?
の疑問を解くカギはここにあるのでは?と、解体していきます。
前回紹介したのは、東京の歌舞伎座。
日本の伝統芸能として、外国人のイメージにも定着している歌舞伎を生で見たいと楽しみに来る方々が多いわけでした。
ところが日本の伝統芸能は歌舞伎だけではありませんね。
今回は名古屋の能楽堂をのぞいてみました。
Outside the main gate of Nagoya-jo, this theatre had a small museum of costumes and antiquities related to no, one of the world's oldest continuously performed theatre forms.
名古屋城を目指して、バスで行ってしまうと見逃してしまうので注意が必要でした。
名古屋城の駐車場に入ってしまうと、少し戻らなくてはいけません。
正門前ですので、少し手前で交通機関を降りて、歩いて向かうといいですね。
“能”というのが、世界でも非常に古い歴史を持っている芸能だというのは、外国の方も知っていること。
意外とこのような事を知っているんですよ!!
1997年(平成9年)4月、能や狂言などの伝統芸能の振興と文化交流の推進を目的として開館。
歌舞伎座と同じく、イヤホンガイドも完備。
演劇の解説を日本語と英語の両方で行ってくれます。
630席の見所はもちろん、資料やビデオで能楽を紹介する展示室も中にありました。
入り口で迎えてくれたのは、弁慶橋。
こんなに身長差があったのでしょうか・・・
年間10回程度の定例公演以外にも、毎月多くの団体によって能・狂言の公演などが行なわれていますが、それ以外の日に訪れても楽しめますね。
公演されていなければ、能舞台も見ることができます。
日本人でも、しっかりと能舞台を見ることは珍しい体験です。
私も小学校だか中学校の時に、社会科見学で見た以来じゃないかと。
この日は雨も降っていたこともあってか、私が独り占め!
なかなか見ることがない場所なだけあって、じっくり楽しむことができました。
ユネスコの無形文化遺産に登録されていることもあってか、興味はあるのだけど、どうやって楽しめばいいのかわからない。
“能”そのものに触れるのは少し敷居が高いと思っていました。
それはおそらく外国人の方々も同じだと思います。
歌舞伎と違って、改まった感覚があるのは事実じゃないかと思います。
神社などの屋外の舞台で時々やっていますよね。
もっと歌舞伎と同じくらいに、日本芸能として浸透してもらえると、幽玄の世界が広がるのではないかと感じていました。
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