もちろん確信犯もあります。
人を呼ぶことに執着し過ぎて、起こる事です。
いわゆる「過剰広告」や「景品表示法」のお話。
●工場見学が博物館見学に?
去年から流行りもある工場見学ですが、人気だからこそ無意識で行っている事があります。 それは工場見学ツアーと名乗って、その9割ほどが博物館の様に展示物化していることです。 実際に稼働している部分はほんの少しで、ほとんどは解説付きの展示品。 動いている工場を見に来たお客様にとっては最悪ですね。
●レギュラーガソリンをハイオクと偽って販売
ガソリンって見た目ではよくわからないですからね。 特に素人じゃ、これに加えて品質なんて余計にわかりません。
●焼肉の「ロース」は四分の一がロースじゃない?
4社に1社が実はロースの周りも含めてロースと表示しています。 切った時にちょこっとでもロースの部分が入ってればOK!って出していたそうです。
●「無菌生かき」に無菌処理をしていない!
これって、めちゃくちゃ危なくないですか!? カキって当たる食べ物ですよね。 私は貝類がダメなので特に問題はないんですけど。。。
●「ダイビングライセンス取得1万円ポッキリ」じゃなかった!
これは観光業・レジャー業からの例ですね。。。
そうなんです。これはよく使われる方法で、今でも普通に行われています。
「取得に1万円」は、正しいですよ。
装備代やボート代を後で払ってくださいって言われます。
観光客を狙った悪徳商法の一つですが、これといった法律はないので、みなさんで気を付けてもらうほかありません。
●「他社平均より安い」「いつもより安い」のはずが?
ホテルや旅館、一部の観光業で使われるものです。
もともと、季節や旅行シーズンで値段の変動があるのですが、それを逆手にとって、「いつも」の基準をあいまいにするわけです。
「そんな値段で売ったことないけどね」ってわけです。 これらは自社製品が有利に見せるための「有利誤認」と呼ばれる手口で、違法広告にあたります。
●ポイントカードの扱いにも注意
「105円で1ポイント、通常3倍、土日6倍」 これ、意味わかりますか??
実際には実害はないんですが、「今なら得だ!!」という心理を使う「誤認」であって、違法なんです。
●紳士服販売業者5社の「全品半額」は誇大広告?
よく見る紳士服屋の「全品半額」。
しかし実際に来店すると半額にはクーポンが必要だったり、一部商品のみ半額だったりと、どうも広告に書いてあることと違うこと、ありませんか?
また、「2着目半額」とかも、店員さんの誘導でいつの間にかに違うコーナーへ?
なんてことも。
キャッチコピーって、「表現の自由」を逆手にとった、危ないものもたくさんあるんですよね。
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