ミステリー
謎であって、怖いような・・・でも見てみたい。
そこに「わからないこと」があるからこそ触れてみたい、そんな存在です。
世界にはピラミッドやストーンヘンジなんか代表的な例になりますでしょうか。
日本にも、世界に負けない超ド級ミステリーはあります。
『日本三奇 - 神竈・石の宝殿・あまのさかほこ』
宮城県塩竈市にある御釜神社の「神竈」
「塩竈市」の由来にもなったとされるのが御釜神社。
そこに神器として安置してある4つの竈が「神竈」。
釜の中にある水は、干ばつの時にも絶えたことがないそうです!
またこの水は、歴史の出来事ごとに色が変わるのです。
例えば寛永13年(1636年)2月上旬から変色。
その際には、伊達政宗が病気になり、祈祷を行ったのですが、寛永13年5月24日に亡くなったといいます。
兵庫県高砂市、生石神社のご神体でもある「石の宝殿」
宝殿山山腹の生石神社に神体として祭られている巨石です。
長方形で、一か所三角形に飛び出ている部分があります。
下部にくぼみがあって、そこに水が張ってあるのですが、この水もまた、干ばつ時でも枯れたことが無いそうです。
鎮の石室(しずのいわや)、天の浮石(あめのうきいし)または単に浮石とも呼ばれます。
2014年(平成26年)10月6日に、
「石の宝殿及び竜山石採石遺跡」
として、他の史跡群とともに国の史跡に一括指定されました。
宮崎県・鹿児島県境の高千穂峰の山頂に突き立てられている「あまのさかほこ」
日本の中世神話に登場する矛が、実際に突き立てられているのです。
漂っていた大地を完成させる使命を持った伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の夫婦神。
天沼矛を大地に突き立てかき回し、矛を引き抜くと、切っ先から滴った雫がオノゴロ島となったされています。
いわゆる国産みの神話です。
大国主神を通してニニギに譲り渡されて国家平定に役立てられました。
その後、国家の安定を願い、矛が二度と振るわれることのないように、高千穂峰に突き立てたという伝承がちゃんとあるのです。
実際の文献においても、奈良時代にはこの場所に矛が刺さっていたとされていて、長きにわたりここに安置されているのは間違いありません。
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