電線ないと見やすい、興味深い建物ばかりの神戸!

仕事の巡り合わせもあり、久々に訪れていた神戸・姫路。


町の様子もずいぶんと変化がある部分もあれば、昔から残っている風景もあったりで、楽しい町だと改めて感じます。


例えば神戸の中心地三宮。


新神戸に宿泊していると、電車で一駅になりますが、こちらが繁華街。


見覚えのある駅ビルですが、明らかに違う点が。


電線がありません!!


もちろん角づみまで全てが、というわけではありませんが、大きな通りでは電線がすでに地中化されていました。


いまだに電線の地中化に驚いている東京人です。。


神戸国際会館も、この年齢になって改めて見るとかっこいいですよねぇ。



神戸三宮センター街も、以前の記憶とはちょっと違う見た目に。


2016年より空間再生プロジェクトの一環として、神戸芸術工科大学と共に整備されていまして、これがおしゃれなこと。


以前の「ちょっと入りづらい?」のイメージとはガラッと変わり、明るい印象になっていました。


写真下に少しだけのぞいているサンドラッグさん。


私の地元に本社があることもあり、勝手中の勝手ですが、親しみあるお店の発見に安心していました。


神戸というと、ポートアイランドや六甲アイランドなど人工島を中心とした臨海部の再開発や、阪神淡路大震災からの復興に伴った再整備などの歴史があるのですが、歴史ある建物が多く残る町としての一面があります。


北野の旧居住地がその代表的な例ですが、他にもあります。


例えば神戸商船三井ビルディング。



大正期のオフィスビルとして現存するのは唯一。


大正11年竣工。



こちらは神戸税関。


現在は、震災で半壊した2台目を改修した3台目の庁舎。


外観や内部はほぼ完全な形で保全されていて、産業文化遺産として登録され、名建築物として数々の賞を受賞しているのです。


こちらはシップ神戸海岸ビル。



4階までが旧ビルで、5階以上が新しいビルで、趣異なるビルが合体している建物です。


東京でいると、東京駅前のKITTEが同じですね。


下部のビルは元々は大正7年に竣工された旧三井物産神戸市店です。


震災で全壊してしまい、4階までの外壁を再建し、新しいビルの一部として残されています。


この外壁部分は、国の有形文化財に登録されています。



少し暗くなって、ライトアップされているのが、神戸メリケンビル。


旧神戸郵船ビルで、初代アメリカ領事館の跡地に建てられました。


1945年の神戸大空襲で当時の姿からは変わっているのですが、その後の阪神淡路大震災では軽微な被害で済んでおり、現在は1階が商業施設で2階以上が貸事務所となっています。


そして神戸なら!の建物が登場するのでした。


夜の神戸と言ったら、ここでしょ!!


それは次回に。

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