(写真 鹿島建設・東急不動産)
新型コロナウイルスに世界中が手を焼いている中ですが、今日3月11日は、各テレビ局でも東日本大震災を取り上げています。
一部の帰宅困難区域が解除になったり、JR常磐線が運行再開になったりと、少しずつですが復興が進んでいるのだと思います。
ただ、それはあくまでもハード面でのこと。
人が戻らなければ、厳密には地域としての復興とは言えません。
津波の被害にあった場所でも、堤防が建てられ土地も整理されていますが、更地のまま。
本当の意味での復興というのは、まだまだこれからなのかもしれません。
政府は明らかに2020東京オリンピック・パラリンピックを意識した対策しか行ってきていません。
それは今回の新型コロナに対しても同じことが言えますが。
私はというと、毎年3月11日には、東京での東日本大震災「九段会館」での被害についてを訴えてきています。
今の九段会館は解体、23年(?)のオープンを目指し立て替えが進められています。
別にこの建物に恨みがあるわけでもなければ、愛着なんてものは微塵も感じていないので、その点はどうでもいいのですが、やはり命を落とす寸前の体験をした場ですので、もう2度とここを訪れることもなければ、行こうとも思わないでしょう。
何よりも許せないし、社会的にも許されるべきではないと思っているのは、日本遺族会の対応と東京都、日本国の見解。
遺族会と名乗っておきながら、震災の遺族には足蹴りをするなんていうのは、人としてあり得ない行為。
「もうこちらは謝罪をしたのだから、いいでしょ!」
あの発言は今でも許せないし、逆にあれだけの低俗なのだから仕方がないとも言えるのかもしれません。
今でも、「東京は震度5強でも崩壊の可能性があちらこちらにある」を教訓に前に進んでいく。
そして日本にいる以上、災害とは向き合っていくしかないというのを、毎年3月11日には思い出させてくれます。
災害が来ないことを祈るのではなく、災害が来ても負けないことを目指すしかないのです。
私も観光業という業種にいる以上、訪れる方々の安全を必ず考えなければいけない環境にいます。
どこにいても災害にあう可能性を考え、活動していこう、そう思うのです。
8年。東京の東日本大震災も九段会館から未来へ続くのか?
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九段会館を振り返る、スーパーJチャンネル出演
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九段下と東京は何も変わらなかった、この3年
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「国が握りつぶした」私の大震災2年目@九段下
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九段会館での、その後。
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九段会館での3月11日【H.22年度卒業式】
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九段会館での3月11日【H.22年度卒業式】2
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九段会館で起きた事【H.22年度卒業式】1
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九段会館で起きた事【H.22年度卒業式】2
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九段会館で起きた事【H.22年度卒業式】3
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