八丈星空と階段で登る東京の富士山、八丈富士



東京の離島、伊豆諸島の八丈島。


観光コンサルタントとして初めての島旅は、アトラクションも盛り沢山。


大嵐の次の日、風の強い大晴天となった八丈島旅3日目。


朝一で来る予定だった仲間たちは、一度羽田空港へ引き返し、夕方の最終便でなんとか同日には合流。


早速、私が感動した八丈島の星空を見に行きました。


本当に素晴らしい星空を観察することができます・・・!!


島の中心地はもちろん街灯もしっかりあり、お店もないわけではないので“暗い”という印象はあまりなかったのですが、2つの山のおかげで街の明かりが影になるところは真っ暗。


泊まっているところから車で5分も走ろうものなら、満天の星空を拝むことができます。


空港の観光協会のカウンターでもらえる「星空マップ」で、星空観察に最適な場所は一目瞭然です。




またこの島の特徴でもある、「海」と「山」の両方を星空撮影で両方一気に楽しむことができます。


他にもヤシの木やホテルなどの建物を画角に組み入れることもできますよ。


様々な対象があるので、星空撮影もいろいろと楽しい島ですね。


如何せん、私程度の腕でもこんな星空が撮影できるのですから!!


翌日。


1日遅れで仲間たちと一緒に行動開始です。


この日は、強風こそ残っているものの、天気は快晴。


伊豆諸島で最高峰の山、富士山に似ているところから名前がつけられた「八丈富士」に登ることに。


標高854.3mと、全然高さは違いますがね。


前日は途中のふれあい牧場まででしたが、上まで登ります。


登山口まで車で行くことができます。


土曜日と言うこともあってか、駐車場には入りきらないほどの車が。



片道1時間ちょっと程度で上まで上がることができますが、全路階段。。。


1280段だそうです。


階段の始まりにはカウンターが設置してあるので、調査に協力して、カチッっと押していきましょう。


溶岩でできた階段と、横はスロープ。


私も山をやりますが、やっぱり階段は続くと足がきつくなります。


たまには後ろを振り返りながら景色を眺めながら登っていくといいかもしれません。


写真を撮りながらフラフラ登っていくと、30分くらいで中間の看板も。


ところどころで手すりが設置してあります。



足が疲れている時の手すりは、ありがたいものですねぇ。


八丈富士は、階段で上まで登ることはできますが、山頂は直径400〜500mほどの火口をお鉢巡りできる縁の道の途中になります。


山頂の標識もあるので、記念に写真を撮っておくといいですね。



お鉢巡りも1時間ちょっとほどで回ることができます。


特別な登山技術や装備は必要ありませんが、私が訪れた時もそうだったのですが、とにかく風が強い!


火口の縁を歩いているわけですから、煽られて転倒・・・なんてことだけはない様に、十分に注意が必要です。


また「火口」と言っています様に、基本は主に火山灰と溶岩石の道です。


崩れやすいですし、火山石の部分によっては鋭くなっている箇所もあるので、その辺の意識はしておいた方がいいかもですね。


階段状の部分よりも明らかに道は荒れていますし、私も失敗してしまったのですが、ルートファインディングをミスると亀裂もあり、戻ることも必要です。


不安がある場合は、積極的に引き返すことも手だと思います。



ただ、実際に行った身としては、お鉢巡りでは階段部分では見られない景色が楽しめますので、下りの体力と相談の上、行ってみるといいかと。


他にも火口内にある浅間神社へ行くことも可能です。


下りも階段・・・結構足にきます。。。


階段で手軽に登れる八丈富士、そしてお鉢巡りもおすすめです。


しかし建物にある階段とは違い、溶岩を使った階段で、山は山。


歩きやすい靴と、体温調節ができる服装、水分とちょっとした行動食は十分に持参ください。


また転落事故も実際に起きているようですので、無茶な行動は絶対にしないように気をつけてください。


他の山登りと同じく、登山道以外の場所に入るなんてことは絶対にNG。


最低限のマナーとルールをしっかりと守って、山頂からの360度の絶景を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか?


かんみどころ~観魅処~観光の魅力発見・観光コンサルタントの魅力満喫・観光ガイド

観光地の魅力発見!当店が扱うのは「観魅」、地域魅力です。観光地には観光コンサルタントが、観光客誘致と観光地の見どころ。観光客には、旅の仕方と魅力の満喫方法を!観光・旅行業界、そして旅行者の為のコンテンツサイトです。