念願島旅最終日、フリージア静かに咲き乱れ

観光コンサルタントとして初めての島旅、八丈島。


いよいよ最終日となってしまいましたが、朝日は残念ながら雲に遮られてしまいました。



5日中1日が大嵐、3日間が強風という天気でした。


島っぽいと言えば島らしい天候、むしろ特徴的な天気の全てを経験できたと思います。


この日乗るのは八丈島発2便目の飛行機。


雲が若干多いものの、風はようやく治ってきたかなという感覚を覚えています。


午前中は時間があるので、残している八丈島の観光スポットを巡ります。


と、言うのも、タイミング的にこの時期に訪れなくてはいけない場所を残していました。


「フリージア」


残念ながら「フリージア祭り」は、今の新型コロナの影響で中止となってしまっていましたが、個人的に訪れて鑑賞、写真撮影は可能でした。



八丈島春の風物詩なのですが、早い決断で、今考えれば素晴らしい判断だったと思います。


その成果もあり、観光客もまばら。


いい捉え方をすれば、感染リスクは最小限で、写真にはもってこい!


ただ、八丈富士は山頂の方は雲に隠れてしまっています。



日が弱い方がお花の色は出ていいのかもしれませんが。


カメラって難しい・・・もっと綺麗に撮れる様に勉強します!


もともと八丈島では島内のいたるところにフリージア畑があり、春の季節になると島中がフリージアの香りでいっぱいになるほどだったそうです。


今では毎年35万本もの花が、この八丈富士の麓の畑で花開き、島外からも多くの人が訪れる八丈島の名物となっています。


一言でフリージアと言っても、その品種は様々。


色が違えば花の形も違うんですね。


そこまでお花に詳しいわけではないのですが、花が大輪で八重咲きのものが多く、すっごい大きい花という印象を受けました。


第二次世界大戦時には多くの兵隊が島に常駐する様になり、食べ物以外の作物、フリージアも含めて全て焼き払われたという歴史があるそうです。


島民のみなさんが、戦後から栽培を再開し、ここまでの品種を産み出し、今に至っているのだと思うと、このフリージアは八丈島の歴史ですね。


多くの人に見て欲しいという島民の方々の気持ちは、今年は残念ですが、これからもずっと守り続けていただきたい、そう思うのでした。


例年ですと、メインの会場では摘み取り体験やカフェでの飲食、黄八丈着付け体験などができ、他の会場ではあしたばのつみ取りやフリージアの花を使ったアートや展示などが行われます。


そのサブ会場のひとつでもある「えこ・あぐりまーと」で島名物のお土産探し。



島特有の野菜や果物や海苔などが手に入ります。


他にもお土産を売っているお店もあり、八丈島のお隣、青ヶ島産のお塩を使った塩ラーメンや八丈島産のお酒なども売っていました。


島唐辛子も忘れちゃいけませんね!


最後にキョンを見に植物公園によって、空港へ向かいました。

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