今回、シロアリ被害によるダメージが深刻化、放置するには危険な状況みたいです。
そのため、約1824万円をかけて、最大規模の保存修理へ取りかかるそうです。
観光客も続いて訪れることも考え、透明なシートを使って、なるべく守礼門が見えるように配慮があるようですね。 これまで1993年と2004年の修繕のみで、ほとんどが1958年の復元時のものなんです。
しかしシロアリ被害が2009年に確認され、その後も虫食いが広がっていました。
観光業では、セオリーにもあるのですが、「開発よりも保存の方が難しい」。
特に歴史遺産を観光資源としている場所は、人の出入りも多く、場合によっては外環境からの「持ち込みダメージ」というのも考えなくてはいけません。
カビとか花粉なんかが当てはまります。
他にも自然界に車のオイルを踏んでしまった靴で入ってしまったら、それはダメージですね。 今回はシロアリとの事ですが、虫による被害もなかなか大変なものです。
十中八九のケースでは、殺虫剤が使えないですからね。 なるべく自然にあるもので、虫を防ぐ方法がとられます。 この辺は大工さんや職人さんは詳しいので、下手な事は言えませんけどね。
沖縄のイメージともなっている守礼門。
元気になってほしいですね!
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